2014.9.23 元気、実感フェスタ (野々市文化センター)
2014.3.1 笑楽考参観日パート2 (能美市根上学習センター)
2013.2~7 FM石川放送「高橋和子の笑楽考放送室」
2012.7.30 笑楽考参観日 (女性センター)
2012.1.28 和ちゃんのつながっちょるーむ スタート
2001.5.13 心と身体の健康笑 (県社会福祉会館)
2018年最後の「和ちゃんのつながっちょるーむ」には、27名の参加者が部屋を埋めました。初めて参加された方も10数名加わり、新しい出会いが誕生しました。「出会いは個初めて参加された方も10数名加わり、新しい出会いが誕生しました。「出会いは個人への宝物」として、その出会いを一生ものにするか否かは各々自分次第であり、支え支えられる私達の日常生活に仲間意識の共有で強い絆が生まれるでしょう。諦めない、保守的にならない、行動すること、を基本意識とし5k(好奇心、行動、決断、計画力、工夫力)+継続する勇気の必要性を高橋は話しました。 参加者の一人が、食事つくりと排泄介助に追われているだけの悪い状況下の自分だとの意見には「マイナスの考えではなく、あなたがしていることで快適な生活をしている人がいるのよ」というように考え方を変えることで随分気持ちに余裕が出てきませんかとアドバイスしました。また利用者の方に楽しんで(笑って)もらうにはどうすれば良いのかと考えた時自分が楽しんでいるかを考えてみよう、などなど・・・私達の考え方次第で利用者(お客様)の気持ちや自発的行動にも良い結果が生じるでしょう。 美味しい食事をしながら、新しく起業した若者たちの自己紹介と仕事の宣伝をする姿から参加者は力強いエネルギーをもらいました。
まず、来年予定の第6回笑楽考参観日についての説明と割り当てなどの協力要請が高橋からありました。10月より「えん」がフードバンクに登録し、食材の提供を受け始めました。1人暮しの方には好評で喜ばれています。子ども食堂との連携を進めていきたいとの報告がありました。と言うのも金沢市内の子ども食堂には高齢者も参加しています。どの世代でも孤食はリスクです。皆と一緒に会話しながら食べる=共食が大切です。今ほどの孤食の問題に関連しますが、施設においても部屋で食事をするのではなくベッドのままでも皆と一緒に食事することが大切だと実感しました。ペースト状の食事をしている若年性認知症の方のケースです。まず普通食を供して実際にどういう状態かを確認してみます。食べ慣れていなかったこともありスムースにのみ込めなかったのですが本人は涙を流して喜んでいました。その後次第に食べられるようになりました。つまり「気づき」を持って介護(仕事)することで利用者が変わることもあるという大切な事を学ばせてもらいました。時間がないから、人がいないからという時こそ工夫しなければなりません。 高齢者、低額所得者、子育て世帯等の住宅確保要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅の登録制度など、民間賃貸住宅や空き家を活用した「新たな住宅セーフティネット制度」が本格的に始まります。(国交省管轄)これから石川県で活動を始める竹森氏がゲストとして参加されました。事業内容の概略など分かりやすく説明されました。今後は、高齢者の住居確保(単身高齢者のアパート入居困難)など多くの方々の利用に繋がると考えられました。 利用者の方の態度急変に戸惑っています。目線を合わせた(ユマニチュード)会話をして多少の改善も認められましたが… 例えば、食事を食べたくないと言っている場合無理に食べなくて良いよということもチーム内でメリハリを付けるという意味で大切です。また、お風呂を拒絶する方についても同様です。(強制のケアが健康を害すると言われています。)但し、本人には見ているよというサインを伝えます。
今回は、高橋が受講した講演の伝達講習となりました。
テーマは、「自ら考え、行動できるスタッフを育てる看護、介護現場で活かすディズニーランドの人材(財)育成」で講師は、町丸義之氏でした。
まず大声での挨拶をされ、それは身体の中から発散する元気が求められているからだと理由を話されました。ディズニーランド(以下TDL)は、開設当時とは異なり参加型エンターテイメントとなってきているとのことでした。それは、「すばらしい」と思える成功体験・経験を共有する場面づくりがコンセプトとしてあるからだとのことでした。それには、①自分の思ったことを自分の言葉で表現する②やった方がいいかなと迷う(プラスの迷い)やらない方がいいかとは考えない③大人になること④状態をよく観察する以上の4つが大切です。TDLの基本行動は、「客(ゲスト)の安全性」のためにあるという「こだわり」があります。そのこだわりは、スタッフ(キャスト)の行動がゲストにやすらぎを与えることに繋がっています。つまりTDLのブランドなのです。
上の立場の人は、運営と管理が重要でその理解を質問で確認します。運営とは、人を動かすこと(自分のメンバーに段取りし、根回しをしてあの人についていきたいと思われるように自分を研鑽することが大切)管理とは、人 モノ 金 場所 時間 情報などの状態を把握しておくことだとしています。TDLのポジティブ評価として①パークはいつも清潔②非日常的エンターテイメント空している②コストが高いと思われているなどがあります。しかしこのネガティブ評価を受け入れて、解決するように工夫・対応等を考えることが大事だとしています。例えば、混雑している場合待ち時間の表示をすることやコスト高くても時代に合ったアトラクションの提供で価値ある内容にすることでリピートするように変えることが出来ます。翻って、自分の職場は、▶ブランドが確立しているか(他部署との差別化がされているか)▶自分たちの部署は、どんなことにこだわっているか▶自分たちに噂の根源となっていることがないかなどを点検(自己評価)する姿勢が大切です。TDLの組織として、OJT《On
the Job Training》を活用したトレーナーの存在、シンプルな表現でのコミュニケーション、定量化された話(もうしばらくではなくあと5分など)、繰り返しと積み重ねによる対応(ゲストにダメと言わないで理解させる努力)があります。これらも多くの部署で取り入れることでタイトルにある人材育成に繋がります。高橋は、職場での具体例を示しながら分かりやすくまた質問も交えて説明しました。
最後に、スタッフ同士の声かけとしてよく耳にする「お疲れ様」はネガティブな感じがします。「おはよう」でも良いのですが、いつでも使える何かポジティブで良い言葉ないですかねと締めくくりました。
28日、和ちゃんのつながっちょるーむ例会が開催されました。出会いの中から何かを得ることは一つの才能です。また出会いから多くのことが学べますが、学ぼうとする気持ちが伴わなくてはなりません。学ぼうとする気持ちとは、心のスイッチ(聴こうとする耳、見ようとする目、考えようとする頭)をオンにすることです。高橋は、楽しい時間をみつけようとしている近況と思いを冒頭のあいさつとして述べました。仲間とのコミュニケーションにおいて、期待した言葉が返ってこないことがあります。自分のモノサシ(価値観)は人それぞれであることを自覚していないと周り(仲間や利用者)の人と軋轢(あつれき)が生じます。良いことは共に喜び、楽しいことは共有出来ると環境(職場)つくりが必要です。コミュケーションの第一歩は、あいさつ(会釈)です。また話し方ひとつで施設としての印象も違ってきます。明るい声で元気にあいさつする(演技でも)ことはとても大切なことです。新人への対応(教育)について、業務のマニュアル(新人指導内容)は以前から「こうしている」からではなく、理にかなった内容であるか、効率や安全についてもどうなのかといった姿勢が必要です。構い過ぎる(本人は丁寧な指導と考えて)指導から少し距離を置いて俯瞰する態度、ミスをしてもカバーすれば良いというような鷹揚な気持ちも大切です。新人の様子から自分の指導がどうなのか顧みることが出来ます。また、スタッフには自己主張出来ることが求められ、リーダーにはビジョンを基に各スタッフの自己主張を束ねる力量が必要となります。どうしてこうなったのかと考えるとき、自分の気持ちはどうだったのかと振り返ることが必要です。また他人からの注意・指摘されたことは、成長して欲しいからというように捉えて受け入れる寛容さが必要です。「笑って、楽しんで、考える(笑楽考)が基本です。」との言葉で閉じました。
23日、和ちゃんのつながっちょるーむ例会が開催されました。今回は忘年会も兼ねて食事をしながら、会話が弾みました。この1年を振り返って参加者が各々発言しました。充実」した満足の年、「変化」に富んだ「出発」の年という方もいました。プロジェクトに誘われた、依頼された事が出来たということは、これまで気づかなかった自分の才能を再発見することにも繋がります。また自分の出来ないことに挑戦していると、逆に利用者の方がスタッフを上手く転がす(対処してくれる)ことで関係性も向上していくようです。(利用者に育てられるということかもしれません)安請け合いではなく自分の度量を判断出来ることがすばらしいですし、こういう振り返りで大切なのは、考え方を変える例えば出来なかったことを数えるのではなく、出来たことを確認することですと高橋はコメントしました。「乱」と表現する方もいて来年は平穏な日々になることを望んでいる方、自分が落ち込んでいる時に友人が支えてくれ、趣味の楽しみで仕事が順調であった方は「楽」「友」を挙げていました。今年から運動を始めた方は、明らかに体力が向上し更にこういう発言によって後に引けない状況となり「継続」につながっているとのことでした。また、若い頃には思いもしなかった 生きている、美味しく食事が出来るなど全てのことに心の底からありがとうという気持ちになり「感謝」という言葉を挙げる方もいました。笑いの中にも高橋のアドバイス、仕事に活かせるエッセンスがあり各々胸に刻み散会となりました。
今回は地域の方や初めて参加される方など多くの集いとなりました。内容は、ファイナンシャルプランナーの新井さんによる「無理のない節約法と貯めて増やせる貯蓄法」の講演でした。何となく理解している?「マイナス金利」とはどういうことなのかから説明が始まりました。更に現在の経済状態を詳しく解説し、身近な年金、家計の見直し、目的別の貯蓄など参加者の気になる内容を説明して頂きました。「下流老人」などと言われているように、思ってもみない貧困という厳しい生活の実態が新聞等で取り上げられています。「人生100年時代」においては老後資金の貯蓄をできるだけ早くから始めることが大切です。老後が延びて年金で不足する生活費を貯蓄(老後資金)から取り崩していくわけですが、不足額が月6万円だとすると、30年で2160万円、35年で2520万円です。ですから年金受給年齢までにどれだけ貯蓄出来るかということになります。しかし老後の前には、結婚子育て、住宅取得やマイカー購入など多くのライフイベントがあります。若いほど老後資金よりイベントにかかるお金の優先順位は高くなりますが、それでも貯蓄(生命保険や住宅ローンなど含めて)についての情報を集めて準備しておくことが大事です。収支の内容を色分けし、日々の生活費といわれる支出の削減は精神的にも好ましくなくて効果もたいしたことはありません。むしろ固定費といわれる保険など大きな割合を占める支出の見直しが必要です。目的別に貯蓄する=箱の選択も考慮したいものです。リスクとリターンの兼ね合いで銀行預金、国債から投資信託、株などの箱に分散して貯蓄(運用)するとインフレによる目減りにも対応出来ます。(インフレ2%の場合1000万円は20年で667万円の価値になる)これからの豊かな人生のためのポイントは、お金を増やすことが目的ではなくお金という手段を使って豊かな人生を送ることが目的です。そのために必要なお金をどうすれば良いかの説明でした。持ち寄った果物や麻婆豆腐丼(会員がえんで調理)を食べながらいつもとは違った雰囲気で楽しくお金を考える時間となりました。
平成23年11月にスタートして延べ680余名の参加した「幸っちゃん家のつながっちょるーむ」*は、今年の2月をもって一応の区切りを付けました。9月3、4日の両日山口県下関市でその同窓会が開催されました。シンポジウム「つながるということ」では、司会の兼安氏が人間的な魅力を共通とした東城、和田、柴村、長野のパネリストを紹介して始まりました。東城氏は、壱岐で働き始めた(今年の5月から)経緯を説明され、つながっちょるーむの延長上にあると話されました。これからの人生は、新たなつながりを増やすのではなく、今あるものをより深めるようにしていきたい。感動するようなことを経験し「良かったね」と言ってハイタッチするような生き方をしたいと思っています。くじけそうな若い男性看護師とのエピソードを披露され、「人が自分をみつける」手助けをしたいと締めくくりました。和田氏は、自らの身体状況にふれ、この半年間の大変な様子を話されました。その中で言葉の「力(ちから)」で勇気づけられ、強く生きるように前向きになれたと振り返っていました。最後に先日亡くなられた日野原重明氏の言葉「年齢を重ねた時のエネルギーとなるものは、感性を高める良い人との出会い」を紹介されました。繫がっていることが元気、幸せとなり現在、仕事はもとより地域活動や趣味にとアグレッシブな様子を話されました。柴村氏は、組織でのつながりについて分かりやすく説明されました。つながりに心地よさ(共感しあう、刺激を与え合う、影響を受け合うなど)が伴えば職場や自分の周りに広がっていきます。職場などの組織の中では、組織のベクトルとリンクしている、双方向のスムーズな流れが必要です。つまり自然発生のつながりではなく必要なところにつながるように「流れ」を作り、情報だけでなく心地よさも伝えることが重要だとしました。長野氏は、人との出会いがつながりとなっていくには、自然に任せて押し付けない柔軟性が必要で、関係性が育まれれば心友となることもあります。そうなると多少のことがあってもパワハラなどということもないと思います。「~のに」という考えから卒業すること(理由付け=マイナス思考 例えば、これだけ頑張ったのに…)は一歩踏み出すことです。3つの「感」、感心を持つ 感動する 感謝する で生きてゆくことが大切と兼安氏の言葉を引用して総括されました。
*「幸っちゃん家のつながっちょるーむ」は、東城幸子氏が看護師の学習・支援の場として下関市近辺の看護師と共に運営していました。柴村氏は、講師として活躍中ですが、司会の兼安氏、パネリストの和田氏、長野氏はかつて看護師として活躍していました。
6月24日 新神田で例会が開催されました。日中の「えん」イベントの疲れもありましたが、レシピ談義の後参加された会員からの話題を挙げてみました。〇利用者は、ソフト食であるがものすごい勢いで食事されます。食後横になるので嘔吐されることもあります。以前喉に詰まらせたことがあり家族は非常に心配されています。ケアする側では、普通食でも大丈夫そうにみえるので、スタッフは変更させたいと考えていますが万が一のことを考えると家族に提案しづらい状況です。→医師からの指示でソフト食になっているので、利用者の改善が認められた状況をまず医師に伝え、相談する姿勢を経て医師の方から家族に普通食に戻す提案への説明がもらえればよいのでは? スタッフが利用者に付いて可能と思える固形物少量を食べさせてみる機会を試みておくことも必要では? 家族に同意を求めることは大切ですが それを勧めてあげたいケアする側の思いを話させて頂くとよいのではないでしょうか。全て直ぐに家族に伝えることの是非の判断も必要です。単に不安のみを与えることもあるのでは?椀子そば形式で少量をゆっくり食べさせる工夫もありますね。〇ターミナルで胃瘻の利用者がいて、入退院を繰り返しています。家族の病気に対する理解が乏しく説明に苦慮しています。→病院に現状を詳細に報告し、家族に対して病状の説明をしてもらうように手配します。その上で最期をどう迎えるかという事をゆっくり3者で共有する姿勢が必要です。これらのケースにおいて一つだけの正解といえる対応はないと思います。大事なことは、利用者をよく観察し、いろいろな工夫をして試行することでベターな対応が見えてくると思います。また、家族の様々な対応をクレームとして捉えるのではなくプラス思考で接遇(演技)することも介護スキルの大事なことと認識出来ないと介護者ではないのです。本日の事例は勿論、種々の悩み事を出し合う中で自己研鑽に努めていくのがこの集いであると言えましょう。
4月22日 「和ちゃんのつながっちょるーむ」例会が新神田の「えん」で行われました。高橋から「えん」について多くの利用者で賑わっている現状が説明されました。えんの参加者には歌の好きな方もいるのですが、カラオケのセットはあえて置かず、歌詞カードも準備せず自分の力で声を出し仲間達の支えで盛り上がる場を大事にしたと思い、整えた場所を提供するのではなく利用する方々の工夫や自主性を尊重しています。今後、利用者と一緒にお昼ご飯を食べる時間を作りたい。農家の方から規格外野菜を提供して頂ける話もあり嬉しく思っています。また地域の方から可能な人に軽作業依頼の話も入っています。この「えん」がどういう形で進展していくのか 私自身楽しみにしています。新米リーダーからの話題提供の中で高橋は、リーダーシップを上手に発揮するには理念を頭にしたリーダーとしての自分の考えをスタッフに語りかけているだろうか?そして自由に話し合い聴き合える職場を創っていくことがとても大切だとアドバイスしました。参加者の話題に中にコミュニケーションの取りづらい方で大好きな散歩には1時間強は軽く使うそうです。少ない人数でのスタッフ対応の難しさを上げていました。他の参加者からも同様事例が出され、皆で自分ならどうするかと考える時間となりました。歩くことを止めようとせずまずどの位で疲れるのだろうか観ようとする気持ちを持ちたい。この人の生活歴情報から活用出来ることはないだろうか?出来ることを褒めて認めることで散歩以外に気を転じられないか?その本人だけでなく周りの人(同じ利用者)も巻き込んだ対応出来ないか。第一に利用者の欲求を満たしてあげることですが、その為に何をするか私たちは考えなくてはなりません。充分な情報収集(試行することも含め)を基にスタッフ間で検討した上で、言葉だけの「寄り添う」ではなく心からの対応が必要です。外では思わぬ事故なども考えられますので、予測した行動(介護)=先取りのケアが出来る私たちになりましょう。この場で話し合ったことを現場に戻り実践し、その結果を検討し改善につなげていってください。先の話題の利用者対応と、新米リーダーの報告を大いに期待していると締めくくりました。
下関の「幸っちゃん家のつながっちょるーむ」は、2月に一区切りしました。9月につながっちょるーむ同窓会が開催予定で 6名が参加します。
後日 その報告をする予定です。
10名が参加した今年初の集会でした。参加者は今の思いや意気込みを語り合いました。*リーダのAさん:部下の中で一人だけ注意すべき時でもはっきりと言えない人がいる。朝の挨拶でも面と向かって言葉が出せない。自分が発する言葉に対して反論されるとの思いが強い。研修を受けたのち これでは利用者に対しても良くないと思っているが行動できない自分が悩みです。*リーダは理念を頭にし、自分はこうしたい こんなチームにしたいということをしっかり伝えているか?仕事はあの人が好き、 嫌いでしてはいけないと自覚すること。嫌いな人ほど自分から近づく努力が必要。嫌われたくない、面倒なことは避けたいと思っているのでは?そこにこそリーダの役割があると思うこと。上手く伝わらない時には 「私の言い方わかりにくい?」「今の私の話どう聞こえました?」など確認してみよう。正直な自分を見せる訓練や問題点を明確にして話を進めることを意識しよう。挨拶は接遇で最も大切なことであり、返事が返らなくても自分は明るく元気な声での挨拶を実践し続けること。対象者、場面の違いはあったが参加者たちの話しには共通して上記内容に通じるものがあった。他人を言う前に自分をはっきりさせることや、年を取っているから 言いにくい等の考えは止めよう。自分の言動が周りに影響し評価も大きく変わること、そして自分を変える良い機会を貰っていると思うことで自己成長に繋がっていくと高橋はまとめました。
9月に開催された「幸ちゃん家のつながちょるーむ」の内容が紹介されました。「辛い」「折れた」と言いながらも看護の仕事を辞めずに続けていけたのは、プロ意識であった。それは本人とともに管理者にも重要な要素であることがみえてきたとのことでした。また、10月16日「東海・北陸在宅医療推進フォーラムin石川」が開催され、国の方針が次第に施設から在宅へとシフトしている上で、地域・家庭に密着した医療を目指しているクリニックの取り組みを基にしたシンポジウムなどの内容が紹介されました。私たち介護の仕事も生活習慣や社会情勢の変化に対応した自分、チームを作っていかなければなりません。顧客満足度、働く者の満足度、経営者の満足度はそれぞれ違うことを踏まえて、良いチーム作りには「人を大事にする」顧客満足度を第一に考えて仕事をしていきたいものです。今回参加された会員からの話題をあげてみました。①チームの中に一定のレベルまでの仕事が出来ない人がいて、直接話し合ったりしていますが、なかなか改善されなくて苦慮しています。まずチームの各人に能力差(個性)のあることを理解した上で、リーダーは設定した仕事のレベルをスタッフに周知しなければなりません。出来ない人には、その人の別の能力(得意なこと)を見出して担わせ、その能力を発揮出来るような工夫が必要です。チームとして助け合うこと、さらにリーダーはサポートしたスタッフに気配りをすることでチームの結束を強くすることが出来ます。また小さな達成感が得られるような目標設定をして、目配りや声かけで能力の向上が期待されます。嬉しさを与えることで心が動き、この人のために働きたいというようにさせる努力が重要でもあります。ある程度の期間が経過しても向上しない場合は、利用者のことを考え別の職場に移ることも話さなくてはなりません。②利用者さんが必要とする物品をスタッフが個人的に提供するということがありました。その場合「必要なら家族にお願いして下さい」とか「他の利用者さんとの公平なサービスに反する」などとそのスタッフにいきなり言うのではなく、まず行為自体を認めた上で、理由を聴くようにします。誰にでも継続的に個人的な行為(サービス)が出来るのかと自問しなければいけません。最後に、高橋は認知症の方を無意識に差別していることを利用者さんに教えられ、反省したエピソードを披露し会を閉じました。
笑楽考参観日が白山市社会福祉ふれあいセンターのホールで開催されました。 福祉関係者や一般の70名の方々に「和ちゃんのつながっちょるーむ」の活動としての一端を紹介しました。高橋からは、多職種の人々が自己啓発を目指して集う「和ちゃんのつながっちょるーむ」についての 発足の経緯、活動経過の説明の後「デイサービスや施設利用者の心の中には、・聞いて欲しかった ・分かって欲しかった ・認めて欲しかったという「き・わ・み」の思いが 強くあることが分かってきました。そこで幾施設かの日常介護現場からの発表を聴いて頂き、 支え支えられ互いに生きるためのヒントになることを期待しています。」と開催の挨拶がありました。8名の介護実践発表は、次のような内容でした。利用者の方に対しては、それぞれのニーズに合わせた介護の重要性、家族の方も驚かれるような 能力を蘇らせる可能性が示されました。またスタッフ間のコミュニケーション(情報の共有)が 大切で、ちょっとした工夫(アイデア)で利用者の満足(スタッフの達成感)となることなどが発表されました。発表を終えてフロアから感想や意見を頂き、高橋がコメントしました。〇利用者の喜び(満足感)はケアする側にとっても「やりがい」に繫がり大切なことであることが分かりました。〇介護現場では、いろいろな問題に直面されていて、それに対して工夫されている様子を伺って大変参考になりました。〇画一的なサービスではなく、利用者1人1人の能力を知り、潜在能力を引き出す介護が大切であることを知りました。〇自分で出来るなら自分でしなさいではなく、利用者の要望を聞き何がして欲しいか何が自分でするのか などきめ細かなニーズの掘り起こしが必要だと思いました。〇利用者の気持ちに寄り添い、ニーズを引き出すことが今介護に必要だと分かりました。自己研鑽されている皆さんは、大変すばらしいと思いました。忙しくて研修などにも参加出来ず、 ゆとりがなくルーチンとして介護し事故さえ起こさなければいいということで済むかもしれません。しかし、もう一歩より良い介護を目指すとなると今日の発表のような取り組みと共有によって自己肯定感を高め、生きがいに繋がるようにすることが必要だと思いました。社会情勢の変化に対応しなければならないのに昔のままに押しつけの介護(サービス)をしているところもあります。我々は、変わっていかなければならないのです。「か」感動場面を多く持つこと、「き」興味をもつこと「く」工夫すること「け」計画的な時間の使い方をすること「こ」恋心を持ち続けること。この「かきくけこ」が生きるという力を旺盛にするということらしいです。2限目は、日本ケアビクス連盟北陸支部3名の方による有酸素運動で身体を動かしました。「ケア」と「エアロビクス」を組み合わせたもので、音楽に合わせて座ったままでも行えます。 「高校三年生」の歌に合わせて手足を動かし「ケアビクス」に触れることが出来ました。続いてのとんちクイズでは、「家の中で怖いところは?」には素早く手が挙がり「かいだん」と正解されました。 出された5問の正解者には粗品を贈りました。笑うことの大切さ、また頭を使って川柳を つくることも良いことであると、クスッとするような川柳がいくつか紹介されました。「一期一会」一生という限られた期間を過ごす中、一度だけでもあなたと出会えたという思いを大事にしていきたいと思います。最期に「願わくば 老化でなくて 老花でありたい 私たちは」という高橋の言葉で終えました。
夏のイベントが重なり参加者が少ない集いとなりましたが、この夏はオリンピックで盛り上がりました。また悲しい事件もあり 人間としての感じ方が希薄になってきて「ヒト」を「モノ」の様な扱いがされてきているという気がします。人は1人では生きていけません。支えられ、支えていく環境(周りの人)によって変わることが出来ます。人との繫がりとともに自らが健康であることも大切です。今回集まった会員からの話題を挙げてみました。① 種々の研修会参加者の報告会を聴取者と共に勉強会として開催しています。報告者へは、5分間の発表という制限を与え、必要事項を簡潔に示すことを教育の場としています。② 障害者のAさんと認知症のBさんとスタッフでクッキーを作ります。Aさんが材料を一所懸命ミキサーしています。それを眺めていたBさんが手伝ってあげようかと言って代わって、A さんが手を添えてボールを押さえています。助け合って美味しいクッキーを焼くことが出来き、笑顔がこぼれました。自ら、相互協力し合っているあたたかい光景!人が持っている「褒められたい、認められたい、お役に立ちたい」という気持ちを上手に活用した介護側が創った場面と言えるのでは?障害者でも誰かの為に出来ることがある。認知症の方でも役立ちたいという気持ちがあるということを改めて思うような事例でした。自分が感じた点を話し、周りと共有する。更に「いいね」で終わるのではなく次のステップとして他の人でも(私の施設でも)そういうことが出来るだろうかと考え一工夫をすることが大切です。認知症の人は、何も出来ないという間違った考えを正すのも私たちです。③ ある利用者を食事の片付けなどに誘う手段として、利用者の出来ることは何かを利用者同士話し合わせて、取り決めをしました。利用者同士の話し合いは、良いことですが、参加させようとするスタッフの気持ちが前面に出てくるのは好ましくないです。小規模施設では、利用者の参加したくないという意思の尊重、利用者から自発的に参加するような誘導(接し方)が必要で無理強いしないまた家庭的な雰囲気を大切にしたいものです。社会、法律などの環境変化に順応し、自らも変わらなければ取り残されてしまいます。その為に「3つのたい」を上手に使うこと。周りに話すだけでなく自分で示して、周囲に広めるとステキな人間関係、仕事に繋がると思います。医療のあり方にも一言ある高橋は、「医療や介護の施設(スタッフ)に対しては、利用者が声をあげて(要望などを発言)変えていくようにしなければいけない。逆に言えば、利用者の声に謙虚であれということです。」と述べて閉めました。
初めて参加された 若い方がいて、高橋は「夢」を尋ねた。具体的に発言する必要性を説いてのいきなりの「ツッコミ」があり、楽しい集いが始まった。今回は、アンガーマネジメントセミナーを受講した高橋の報告。アメリカで開発された怒りの感情と上手に向き合うための心理トレーニングです。自分自身の怒りを理解し、感情をコントロールすることで、ポジティブな考えを生み出し、周囲と良好な人間関係を成立させるというものです。怒りの3つのルール① 他人を傷つけない② 自分も嫌な思いをしない③ 物を壊さない
コア・ビリーフとは、「こうあるべきだ」 といった信念や理想のこと。自分の「こうあるべきだ」から逸脱したり、他人から「こう あるべきだ」を押し付けられたりすると、「怒りの感情」が芽生える。
3つの暗号① 6秒:イラッときたら、6秒待ってみる。怒りの感情のピークは、長くて6秒なので6秒やり過ごせれば少しは冷静になれる。(衝動のコントロール)②3重丸:・真ん中の丸は、自分と同じ思考 ・二番目の丸は、少し違うが許容可能 ・三番目の丸は、自分と違う容認できない 上からみて真ん中の丸をコップの底と見るとわかりやすい、 2番目の丸がコップの淵とイメージしてみるとそのコップの淵が 「べき」の境界線になる。境界線を越えてしまうと怒りになる。(思考のコントロール)③分かれ道:暗号の2でコップからあふれ出した水=「怒り」には、たとえイライラしても変えられるもの(コントロール可能)と変えられないもの(コントロール不可能のもの)とに分ける事ができる。さらにそれが重要か否かで分けると4分割される。怒っても変えられるもの 重要 「上手に怒る」怒っても変えられない 重要 「怒りを受け入れる」怒っても変えられるもの 重要でない「時間があるとき怒る」怒っても変えられないし、重要でないものは、そのままにする。(行動のコントロール)
怒りの感情を減らしていく手法として、怒りのレベルを分析(点数化する)や記録がある。→その場で「怒り」を鎮めることが出来たり、また自分の「怒り」を客観視し「無駄な怒り」を減らせることに繋がる。その後、参加者から職場でのエピソードが紹介され、活発な意見が交わされました。少人数の職場においては、十分なコミュニケーションがないとコア・ビリーフのすれ違いが起き、怒りに繋がる場合がある。認知症の利用者さんが、暴言や暴力をふるう場合どう対応すればよいか→突然のことか対応している自分に何か理由があるのか。基本的には認知症の方の行為や発言を受け止める。その本人だけを見ないで周囲にも気を配る。(危険が及ばないように)気の済むように暴れさせる。「気持ちよくなる(安心させる)介護」を目指して下さい。石川県での入門講座も開催されていますので下記を参考にして下さい。
新緑の里山、小松大杉でフィトンチッドとマイナスイオンに満ちた古民家の庭でバーベキューを食べながら楽しい集いとなった。 ゲストとして遠方よりお越し頂いた東城先生、長野先生、小川先生が紹介された。「明日に活かす」私たちにならなければいけません。行動を起こすことの必要性=具体的な行動を自ら見出すこと、加えて「勇気」と「気付き」が大事です。知らない人と話す初めて出会った人と向き合うそのことが「勇気」と「気付き」のトレーニングとなります。今日はその体験実習の場です。出来るだけ多くの人と話し合って、皆さんの力で楽しい時間にしたいと思います。またいろいろな発見があると思いますが後々にそれを出し合って勉強していきたいと思います。今回 古民家と炊きたてのご飯の提供をして頂いた大西さん、その他準備をして頂いた腰さんに感謝したいと高橋先生の挨拶があった。その後室内で、バーベキューコンロの周りで楽しい会話が弾んでいた。大西さんの話も興味深く周りに人の輪が出来ていた。つながっちょるーむの集いに初参加の方もいて先生の話された「いろいろな発見」があったようであった。大杉で活躍されているガートさんもお昼過ぎに参加された。
2月27日に例会が開催されました。高橋先生は都合で欠席でしたがチームビルディング研修会で誘われた方やこれまで参加されている方の紹介で新たに参加された方などで盛会になりました。
まず次回の開催(4月24日)小松 大杉の古民家でバーベキューしながら交流するという内容が説明されました。
高橋先生も参加されていたチームビルディング研修内容について、SさんFさんから説明がありました。
「グループとチームの違い=グループを人の集まりという意味でとらえていますからチームもグループの一つの形です。ただチームとは仲間が思いを一つにして一つのゴールに向かって進んでゆける組織」
「会社の理念、備品の一つでもそれは、顧客満足のためにあるものという理解」「点が面になってさらに輪(環)になって、これをチームという。価値観や考え方は人それぞれだということを理解する。限られた時間を有効に活用する。自分と異なる意見には、批判しないで最後まで耳を傾ける。この三つが重要なことである。」「説得とは、説明と納得です。説明が十分であるか。」「トライ&エラーで とにかく 行動すること。何もしないことは、リスクである。」
マンパワー不足であることに由来する種々の問題が発生していると話題になりました。
また 〇〇ちゃんと利用者を呼ぶなど 若いスタッフへの指導・教育には、ケア以前の道徳観(いわゆる常識)を示す場面もあるようです。
どこにでもいるような個性の強い人との接し方は、どうしたらいいのか。周囲から孤立した状態で、チームとして一緒に働きづらいという話題が提供されました。
⇒管理者は、本人に対して「あなたの良い点は、〇や〇とたくさんあるよね。しかし…」とまず良い点(長所)から具体的に話す(指導する)。また他のスタッフ同席の元で話す時と 個人的に話す(指導)場合を各々わきまえて対応しなければならない。時限を設定し、必要性と緊急性の点から優先順位をつけ、対処する。管理者のマネジメント能力が問われることになる。
*筆者個人の意見:魔法の言葉ってあります。「いいね それ いいですね」と言って 自分の考えと違っても 一旦 そのことを言っているあなたを認める。それからのやり取りの後で「それでは こういう案もありますよね」と自分の考え(意見)を述べると冷静なディスカッションが可能になる。
ストレス解消法を皆さんに話して頂きました。
手芸のようなことをするとか、山歩き、カラオケ、銭湯めぐりなどいろいろ出ました。心を無にするような(何かに没頭する)事が良いのかもしれません。
最後に山口の「幸ちゃん家のつながっちょるーむ」に高橋先生と2名の方が参加され、その報告がありました。1月中旬の悪天候の時でしたが、美味しくて多くの人との出会いがあり 有意義だったとのことでした。
11月28日 シェアマインド金沢において 例会が行われた。 やはり場所が分からなく 迷われた方もいたようであった。
新たに参加された方もいて有意義な時間となった。 今回初めての方もいますので、自己紹介して頂きますが
「自分をどう見せるか」ということは大切です。
また自分が話すこと(考えをまとめて)で問題が整理され、
解決策を見いだすことも出来るかもしれません。
また、他の人からアドバイス(ヒント)ももらえるかもしれません。
今日は「人との出会い」を活用して下さい。
との高橋の挨拶からスタートした。
つまらない人とは、やる(行動する)前から諦めている人のこと
だと思います。失敗してもやってみるということが大切なことです。
「自分の得意なところ=自分に欠けているところ」を認識し行動する。
以前の私には、好奇心というものがありませんでした。
そこで好奇心のある自分作りに挑戦しようと決めました。
途中周りから奇異な目で見られることもありましたが続けました。
好奇心一つに的を絞り、始めた私でしたが余りにも無知の多さに
自分でも驚きながらも他人に聴く、何かで調べる、どこかに出向くなど
以前にはみられなかった行動を起こしている自分に気付いたのでした。
種々に興味を持ち行動する自分へと成長したことを振り返ると
好奇心→行動→決断→計画力→工夫力の合計を自然と体得していたのでした。
今の高橋には、あなた方と違う点があると思っています。それは何でしょう。
5k(好奇心、行動、決断、計画力、工夫力)+勇気です。
恥ずかしいことがあっても自分が変わろうと目標に向けて一歩前に進む勇気ということです。
この会において、他の人のケースを聴いてそのまま自分の職場に取り入れたり出来ないかもしれませんが、知らない人との話し合いから「ひらめき」が生まれ皆さんの考えひとつで変われるということを理解して欲しいと思います。また私たちは、人を大事にする仕事(福祉)をそています。1人の人としてまた仕事人として感性を磨くことが大事とよく言われます。それには「いいな」と思う感覚、(取り込む)情熱、(結果に対する)想像の3つが感性を作っている構造であることを知り、各々が自ら鍛えるためにも活用出来る「つながっちょるーむ」でありたいと願っています。
事例:職場での3つのグループ間が、ぎくしゃくしていてそのしわ寄せが利用者に及んでいる。クリスマスのリース作りをしたいと思って材料を準備しました。どういうふうにしてイベントにつなげればいいのか。
⇒スタッフみんなで何をすれば楽しいことになるか考え(話し合う)アイデアを出し合い「楽しいこと」を創造していく。具体的には、まず利用者の声に耳を傾ける(やりたいこと)ニーズに合ったイベントをスタッフで検討し、協働することでスタッフ間の連携、利用者の満足に繋がるのではないか。
会員kさんが、今年6月に福島で行われた第40回日本精神科看護学術集会での発表演題をピックアップし十数題を表にまとめて説明された。「昆布茶と唾液マッサージを用いた口腔ケアの効果 」口腔乾燥症とは、 唾液分泌量の低下や口腔粘膜の乾燥が主症状である。意識 障害のある患者や経口摂取できない患者は口腔機能が低下しや すく、乾燥し やすい状態にある。 従来行われているポピドンヨードの口腔ケアではエタノールが含有されているため、 水分蒸発量を増加 させ口腔乾燥を助長させるのではないかと考えた。 また、これまで様々な口 腔ケアの方法について提唱されているが、 殺菌作用や爽快感 に対するものが 多く、口腔乾燥予防に関する報告は少なかった。 そこで うま味成分が味覚を刺激し唾液分泌に効果があるという報告に着 目し、 昆布茶の使用と唾液腺マッサージを用いた口腔ケア行い、 よい結果を得ることができた。「見た目で安心!誰でも進んで実施できる口腔ケア」重度認知症患者に対する口腔ケアでは、拒否によってケアの実施率が低下したり、ケア介入時に患者の嚥下状態を即座に判断することがで きず確認に時間がかかったり、ケアの有効性が実感できず後回しになったりと、多くの課題があった。 そこで、患者の嚥下状況に応じて 歯ブラシをカラー分けし、誤嚥のリスクを可視化した。肺炎をくり返す患者には就寝前の口腔ケアを徹底できるよう、就寝前用歯ブラシを 別に準備し、必要性を意識できるようにした。また口 腔ケアの物品セットもあらかじめ用意し、準備時間を削減。スタッフが安心して積極 的に口腔ケアに取り組む環境づくりに努めた結果、日中の口腔ケアにかかる時間は短縮し、就寝前の口腔ケア実施率は上昇。肺炎発症率は 減少した。特にこの2演題は、介護の現場でも取り入れたり応用出来ると考えられたため詳しく説明された。その他の演題でも興味のあるキーワード 検索などでチェックし詳細に調べることが出来る。介護・看護の業務の中から学会発表あるいは論文化などによって知識の深まりとなり、 さらに業務改善と繋がる。介護・看護は、「してあげる」ではなく患者や家族の身になってどうすれば良いかという想像力が重要で、相手 を尊重したケアが求められている。また介護における 看護師の専門性が問われていて 今一度見直す時期にある。
高橋が、看護師に対する「キャリアコミットメント」という調査を紹介。その結果をもとにコミュニケーションを取ることでスタッフの意欲を引き出したり改善に繋げるなど利用できる。会話(伝え方)について…
引用:「伝え方が9割②」 佐々木圭一 著 ダイヤモンド社
「イエス」に変える7つの切り口
①相手の好きなこと このシャツ現品限りです→「こちら人気で、最後の一着なんです」
②嫌いなこと回避 展示品に触らないで →「薬品が塗ってあるので 触らないで」
③選択の自由 デザートはいかがですか? →「マンゴープリンか抹茶アイスどちらがいいですか?」
④認められたい欲 窓くらいふいて! →「あなただと高いところまで届くからピカピカになるのよね。お願い」
⑤あなた限定 飲みにいかない →「鈴木くんだけには来て欲しいんだ」
⑥チームワーク化 飲み会の幹事やって →「いっしょに 飲み会の幹事やらない?」
⑦感動 この机移動して →「この机移動して。ありがとうね。」
「イエス」に変える3つのステップ
1.自分の頭の中をそのままコトバにしない(みかんを食べて欲しい)
2.相手の頭の中を想像する(×みかんばかり食べていられない〇風邪をひきたくない)
3.相手のメリットと一致するお願いをつくる(みかんを食べると風邪をひかなくなる) 以上は理解だけではなく 訓練する
ことによって身につくようになる
2014.9.23 元気、実感フェスタ (野々市文化センター)
2014.3.1 笑楽考参観日パート2 (能美市根上学習センター)
2013.2~7 FM石川放送「高橋和子の笑楽考放送室」
2012.7.30 笑楽考参観日 (女性センター)
2012.1.28 和ちゃんのつながっちょるーむ スタート
2001.5.13 心と身体の健康笑 (県社会福祉会館)