金沢市八日市3丁目547 (黄色ののぼり旗が目印)火曜日 定休日
第7回 笑楽考参観日(環開設1周年)開催(2024.8)
環の1周年記念イベントは、第7回笑楽考参観日として8月4日金沢押野公民館ホ
ールで開催されました。環利用者が作られた置物や洗濯ばさみを利用したクリップ
は好評で多くの方が手に取られていました。廃物利用の作品「ひまわり」は、半年近
くもかけて作られたものでした。環で毎月展示されている写真や己書は、多くの
方々の目を引いていました。
またセルフイメージが上がる魔法のメイク体験会や理学療法士による腰痛などの
健康相談も行われ賑わいました。
多くの方々にご来場頂き、またご協力・ご支援により無事笑学考参観日を終えるこ
とが出来ました。皆さまに感謝申し上げます。
これからも地域の場として利用して頂けるようスタッフ一同気持ちも新たに2年目
をスタートしたいと思います。
環開設1周年祭について(2024.6)
これまで700人を超える多くの方々に利用して頂き感謝申し上げます。
環開設1周年感謝祭として8月4日(日)に「笑楽考参観日」を開催いたします。
環にご縁のある方々の作品展示など企画しています。
皆さまに是非お越し頂きたいと準備しています。
貢献寿命を考える(2023.12)
東京大学の秋山弘子教授は「貢献寿命」の延伸ということを提唱し、ニッセイ基礎研
究所の前田展弘氏らは、新たな長寿価値=「貢献寿命」の提案というプロジェクトをスタ
ートしています。『長生きを喜べる長寿社会。何歳になっても社会とつながり、役割を持っ
て生きる、収入を伴う仕事に限らず、些細なことでも「ありがとう」と感謝されるそうした
自分であり続けられる。そうした高齢期の日々を最期まで歩んでいける社会』を創造す
るという内容です。そうした貢献寿命の延伸は、社会と個人のウェルビーイングに繋がる
としています。
私たちの「環」の活動もまた、貢献寿命とともにあると自負しています。
また居場所に参加されている皆さんも貢献寿命を歩んでいらっしゃるのだと思います。
「貢献」には、ボランティアなどよりも更に広い意味で「精神的(他人に安心感を与える)
貢献」、「経済的(寄付行為など)貢献」もあり、全世代に意識されるべき考えであると思います。
環 開所から3ヶ月(2023.11)
新聞をご覧になって遠くからの方、どういうところかと立ち寄った方も
含めてのべ250名を超える方々においで頂いています。
ただ地域の方は、2割くらいなので更に広めていきたいと考えています。
初めての方に「環」の設立趣旨を説明しますと多くの賛同を頂きますので、
地道に啓発することが大切だと思っています。
今後はイベントなどを通して皆さまに利用され、
人の輪が広がる居場所を 目指していきます。
高橋和子 代表 挨拶(2023.8.8)
この度、八日市地区に仲間入りさせて頂きました地域コミニティ環代表の高橋和子です。
これまで看護、介護業界でお仕事させて頂いておりました。45歳まで病気知らずの私でした。
その夏乳がん宣告され手術に臨みました。告知の瞬間私の頭頂から足先へ稲妻らしき感
触が走ったことを今でも忘れません。家族のショックは勿論、認知症の母を介護し子供や私
への深い愛情を惜しまない夫に支えられ順調に経過し退院出来ました。復職8年後、夫が
病で他界しました。必死で私と母を守り病室に通ってくれた夫への感謝も充分に果たせぬ
まま…また心配顔で訪れていた子や孫たち、私の快復祈願に神社へ出向いた職場の仲間、励
ましの手紙で勇気をくれた同僚、アーニ人形(お腹を押せばイタイ、イタイ飛んでいけと叫
ぶ河童君)で病なんかへのカッパと気を吹き込んでくれた親友、毎日神仏祈願は忘れないよ
と親戚の人達、思えばたくさんの愛を受け今元気に動いている私の身体に真心という最高
級の宝石が溢れています。ズッシリ人生の重みと温かな命を頂いてきました。
今私は、尊敬する同志を得、己と闘いながら皆さまと一緒に益々輝ける宝石造りに精進致します。
誰でも気楽に集まるそんな居場所を皆さまと共に創らせて下さい。
宜しくお願い致します。
「環」とは
人との出会い、自分はこう思うと言える、話を聴いてくれる、見てくれる、助けてくれる
そんな職場でも学校でも家庭でもないリラックスできる第三の居場所が身近にあると良いですね。
私たち「環」は、地域の方との遊びや会話を通して人の気持ちを感じながら自分らしく生き
ていくため「楽しい」「得する」「ためになる」居場所創りを目指します。
もちろん何もしなくてただ音楽を聴いたり、本を読んだりしていても構いません。
自分で描いた絵画、撮影した写真などの作品を展示出来ます。
皆さんが気軽に過ごせる場所です。
私たちを取り巻く社会環境は、大きく急激に変化しています。
私たちは、下記の思いから行動を開始しています。
超高齢化社会、少子化、単身世帯の増加、ひきこもりなど健康にも影響があるとい
われている孤独・孤立とも繫がっています。私たちは、孤立(こりつ)→ひとりでいる
ことから 個立(こりつ)→ひとりひとりが自立すること を目指して誰もが認められ
笑顔で毎日を過ごすことが出来る場所を創りたいと考えています。
地域コミニュティープラザ「環」創設にむけて
3つのD(Dialog 対話・会話・対応、 Discovery 発見・発見物、 Development
発展・成長・進化)の循環で孤立から個立を実現します。
1.居場所の創出 Dialog 対話・会話・対応
▶地域の高齢者や子育て中の親、児童が気軽に立ち寄れる場所
▶行きたいときに行くことが出来、自由に時間を過ごすことの出来る場所
▶安心して、自分はここにいてもいいのだと感じることが出来る場所
⇒自分自身との対話・他人との関わりができる
2.主体的行動の促進 Discovery 発見・発見物
▶いろいろな意見を聴き合い、自分との違いを受け入れることが出来る
▶みんなで考え合い、新しいアイデアを生み出すことが出来る
▶ひとりで出来ないことも関わりの中でやってみたいと考えることが出来る
⇒新しい自分の発見・関係の構築
3.自発性・達成感・満足感の獲得 Development発展・成長・進化
▶自分からの発信ができ、発信したことを実現しようとする力が生まれる
▶成し遂げることで達成感を得て、達成したことで新たなチャレンジが生まれる
▶自分のことも他人のことも認めることができるようになり人間関係が発展する
▶楽しい時間を周囲の人たちと共有することで満足感を得ることができる
⇒自己成長・関係性の発展を感じることができる
この3つのDが循環することで地域コミニュティーが促進される考えています。
地域コミニュティープラザ「環tamaki」に込めた思い
「環」という漢字は、めぐるという意味があります。
私たちをとりまく自然のすべてにいのちは宿り、たえずめぐり続けています。
いのちあるものはみな等しく、尊重されるべきものなのです。
このロゴマークの円は、太陽と月の重なり、そしてその背後からあふれ出す光のリングです。
そして、この環(わ)は、「元気のサイクル」を表しています。
その環に寄り添う三日月は、日によって形をかえる月の象徴であり、日によって変わる
「人と人の関わりかた」と重なります。
また、月の満ち欠けも私たちの生活になくてはならないサイクルです。
一緒に成長し喜びを分かち合える仲間がいること。
それぞれが太陽であり月であります。
その思いをこのロゴマークと環一文字に込めて。